サンフォードマイズナー9章

亀の歩みだけど、細々9章 短い章だが、正直よくわからんかった


「せりふは君たちの手強い敵だ」 「演技とは、感情の創造だ。想像上の状況を真実に生きることによって、感情を創造する」

台詞と感情を結びつけない。ってのが大事だと思っているが、感情準備ってそこと若干矛盾しないかな...と、書いていてふと思った。まあ台詞というより状況に合わせて感情準備はするものなのかな。点というより面•空間に感情を合わせる。その空間の中で生まれた感情を使って台詞を言う。台詞という点のために感情を温めるのではない。

まあそれはさておき。ときには、その状況をそのまま当てはめると、生来の自分の感情と呼応しないときはどうしてもある。そこで使うのが特殊化、「まるで...のように」というテクニック。自分の感情を呼び起こす、類似の何かで状況を代替する。同型写像で写した自分向けのもので考える、って感じ。

そう、この章がよくわからんってなるのは、この特殊化の具体的な例がわからなかった。一応書いてあったとは思うんだが、なんかピシッと理解できず。 うーむ。まあ実際に演技を経験していくなかでわかると信じよう。

その他メモ

•「役の研究はシーンの基本的なリアリティが達成されるまで待たなければならない。それによって、やりすぎることや、決まりきったやり方に落ち込むことを防ぐことができる。」
そもそも役の研究って何したらいいんやろ...とか基本的なリアリティが達成っていうのはどういう風に判断するんだろう...とか思うところはある。でも型にハマったありきたりな「演技」になるとダメってことは覚えときたい。


とりあえず9章のメモは以上。
もうちょっと読むペース上がりませんかねえ。
まあ読んで進んでるだけでもえらいということで。